2011.06.09
カテゴリ：院長ブログ：椎間板ﾍﾙﾆｱ
椎間板ヘルニアと診断されて...
整形外科病院で腰椎椎間板ヘルニアと診断された高2の球児。
春になってからダッシュをすると1歩目から痛くて走れない。
切り返し動作が全くできない。
練習も別メニューでやっているという。
下肢拳上検査をすると右が40度で痛み再現。
椎間板ヘルニアの陽性である。
しかし、梨状筋炎も考えらるので筋肉の硬縮をみながら施術行なう。
冬場のトレーニングがきつかったのか、
筋肉バランスが非常に悪い！
筋肉の問題だと確信。
1回目は体の歪みをとる施術。
2回目来院時は歪みはほぼとれていたので、臀部筋、下腿部筋、腸腰筋をみて、腰椎の矯正。
3回目来院時は痛みがなく、ダッシュも切り返しも問題ないというので、
柔軟性向上施術で対応。
病院の画像診断で椎間板ヘルニアが確認されても
それが原因ではないことが多々ある。
現に自分も現在でも腰椎に2か所ヘルニアを持っているが、
痛みは全くない。
筋肉に問題があるということを見逃してはならない。
これから甲子園に向けてどの高校も追い込みをかける練習に入る。
筋肉疲労だけは溜めないようにクールダウンをしっかりやってもらいたい。
今年の夏はあきらめていた高２の球児は、
他のみんなと同じメニュー練習に戻れたことをとても喜んでいた。
頂点目指して頑張って．．．
どうか、お大事に．．．